無料に限らず有料アプリにも「App内課金が有ります」と表示されているものがあります。
無料のアプリを入手する際、「App内課金有り」の文字で悩んでしまう人も多いようです。
この「App内課金が有ります」はiPhone・Androidといったスマホアプリだけではなく、PCなどにも存在します。
よく分からなくてアプリを敬遠しているという人は参考にしてみてください。不安が少なからず解消されるはずです。
「App内課金有り」は無料じゃない?
無料で使えるのに「App内課金有り」の表示があると無料じゃないのか?ですが、「App内課金有り」とは、一部の機能を使う場合に料金が発生することを指します。
例えば、無料ゲームの場合「App内課金有り」の表示があっても無料入手することが可能ですし、0円で遊ぶことができます。
ただし、一部の機能を課金をすることで解放したり、ガチャがあれば課金をして無料ユーザーより有利に進める事が可能になります。
LINEも無料で利用できますが、スタンプを使うには課金して購入することになりますし、漫画アプリなら無料分を使い切ったら課金して続きを読むことができたりと、アプリによって様々な課金形式があります。
また、有料のアプリでも「App内課金有り」の表示がある場合もあります。
有料で購入したアプリでも、アプリ内で課金することによってゲームならキャラクターのコスチュームを購入したり、有利に進められるようなアイテムを購入することができます。
有料アプリは他にもアップデートによって新しい機能が追加されるとそのシステムを使うには課金が必要になることもあります。
「App内課金」とは、アプリの入手に料金が発生するわけではなく、アプリを入手した後にアプリ内で課金する機能があることを指しています。
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「App内課金有り」のアプリは無料で利用できる?
App内課金はアプリを入手後、アプリ内でアイテムやコンテンツの開放に料金が発生するものなので、無料アプリをインストールした場合は無料で利用することは可能ですが、一部の機能は利用できないこともあります。
有料アプリで「App内課金」の表記があるアプリは入手時点で料金が発生し、更にアプリ内でも課金すると機能が開放されたりします。一部の機能は課金しなければ使えませんが、無理に課金せずともアプリ自体を利用することはできます。
また、「App内課金有り」のゲームの中には体験版のものも存在します。この場合は序盤だけを遊べる事が多く、全部遊ぶなら有料版を購入してください」といったものがほとんどです。
料金が発生する場合は必ず料金提示が表示されるため、知らない間に発生していた!なんてことはありません。
ただ、画面を連打していると間違って購入してしまう場合もあるので気をつけましょう。
完全無料のアプリとは
完全無料で使えるアプリは単純に無料ダウンロード可能で「App内課金有り」の表記がないものです。
最近では「App内課金有り」の表記がないアプリの方が珍しいですが「App内課金有り」の表記はダウンロードする前に確認できます。
「App内課金有り」
有料アプリの場合は「入手」の箇所に料金が表示されています。その場合はDL自体に料金が発生することになります。また、有料アプリの場合でも、「App内課金」は無料アプリと同じように表記されます。
「入手」をタップした際に表示される「インストール」画面にも「APP内課金が有ります」と表示されます。
「App内課金無し」
「App内課金無し」のアプリは表記自体がありません。
自身の端末の設定にもよりますが、iPhoneの場合はiTunes Storeへのサインインが表示され、AppleIDやパスワードを入力すると料金が発生します。
iPhoneの場合「設定」→「iTunesとApp Store」→「パスワードの設定」でアプリ購入とアプリ内課金の際にパスワードを要求するまでの時間を「常に要求」と「15分後に要求」から選ぶ事ができます。
基本的に自分で支払う意思があって操作をしていなければ料金は発生しません。
不安なら端末の設定を確認
不安な人はまず端末の設定を確認しましょう。ここではiPhoneで説明していますが、Androidでも「購入時に認証を必要とする」といった設定があります。
「設定」→「AppleID,iCloud,iTunes StoreとApp Store」をタップ
「iTunesとApp Store」をタップ
「パスワードの設定」をタップ
「常に要求」をタップ
また、無料ダウンロードの際にも毎回パスワードを要求されては面倒なので、下にある項目「無料ダウンロード」の「パスワードを要求」をOFFにしておくのがおすすめです。
以上の設定をしておくことで、料金が発生する場合は必ずパスワードの要求があります。
料金の発生するタイミング
パスワードを「常に要求」にした場合は以下のタイミングで料金が発生します。
App内課金
無料アプリの場合はアプリのダウンロードは無料ででき、有料アプリはダウンロード自体に料金が発生します。
App内課金の料金が発生する場合を無料アプリである「LINE」で説明していきます。
有料スタンプを購入する場合
※アプリ内で利用できる機能を購入する=App内課金
スタンプショップで「購入する」ボタンをタップ
アプリ内通貨である「コイン」を◯円分購入→パスワード入力
これがApp内課金です。
LINEスタンプの場合はアプリ内通貨をお金を支払って購入後、アプリ内通貨でスタンプを購入できます。
有料アプリの購入
有料アプリを購入する場合は料金の表記をタップ
料金の表記が「購入」に変わるので、「購入」をタップ
パスワードを入力して「購入する」をタップすると料金が発生します
料金が発生する場合は必ずこの形になります。
無料アプリでもアプリ内で購入する際はパスワード入力を求めてきます。
この時、クレジットカードを登録していなかったり、ウェブマネー(iTunesカード)などによる残金が無ければキャンセルされます。
また、有料アプリのApp内課金は無料アプリと同じです。
購入したから後から支払ってくださいということはありません。
が、一部のアプリは自動継続する課金も存在します。基本的に自動継続課金に同意する必要があるので問題はありませんが、アプリの注意事項などはしっかり読む様にしましょう。
指紋認証などを利用している人は一瞬で認証が終わり、契約したことを認識できずに高額な料金を支払い続けるなんて事もあります。
指紋認証の場合はパスワードを入力する必要がないので気をつけましょう。
まとめ
App内課金の表示でダウンロードを敬遠していた人はまず端末の「設定」でパスワード要求をONにしておくと安心です。
それでも不安な人はクレジットカードを端末に登録せず、お金を払ってアプリを購入したい時はウェブマネーを使うようにするといいでしょう。
設定をしっかりしておけば、パスワードの要求が出て「購入する」をタップしなければいくら触っても無料なので安心です。
詐欺だなんだと騒ぐ前にまずは端末の設定を変更したりして自衛しましょう!
コメント
よくわかりました。ありがとうございました。
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