iPhoneには「スイッチコントロール」の設定が可能です。
スイッチコントロールを使うことで、自動タップの繰り返し操作ができるようになります。使い方によっては結構便利なので、頭の片隅にでも入れておくといいかもしれません。
ここでは、スイッチコントロールの使い方(自動タップの繰り返し操作)について紹介しています。
スイッチコントロールの使い方
スイッチコントロールは永遠と同じ動作を繰り返すわけでなく、スイッチコントロールがONの時に1タップで記憶させた動作を1度繰り返させることができます。
何度も繰り返したい場合は繰り返したい分だけ画面をタップするとその分繰り返します。
今回紹介するのは自動タップのやり方ですが、最大10秒の間に5タップまでの動作を記憶させることができます。
10秒間に5タップを3回繰り返したい場合はスイッチコントロールをONにして画面を3回タップすると30秒間で15回のタップを行います。
秒数は自分で決めれるので、5秒に5タップと記憶させれば同じ操作でも15秒に15回タップといった感じで短いサイクルで繰り返させることもできます。
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スイッチの追加
スイッチコントロールはiOSで利用できます。
「設定」→「一般」をタップします。
「アクセシビリティ」をタップします。
「スイッチコントロール」をタップします。
「スイッチ」をタップします。
「新しいスイッチを追加」をタップします。
「画面」をタップします。
「フルスクリーン」をタップします。
「タップ」をタップします。
これでスイッチの設定が完了です。次はレシピを作成します。
レシピの作成
「戻る」をタップします。
「レシピ」をタップします。
「新規レシピを作成」をタップします。
「名前」を入力して「スイッチを割り当てる」をタップします。
※名前は自分が分かりやすいものにしましょう。
「フルスクリーン」をタップします。
「カスタムジェスチャ」をタップします。
記録したいタイミングとタップする位置を設定します。
実際の画面を見ながら設定することはできませんが、再設定が可能です。
灰色の部分をタップすると記憶が始まり、10秒間の間に5タップまで記録できます。画面を横向きに使う場合はカスタムジェスチャで設定する際に画面を横向きにしてください。
記録が終わったら「停止」→「保存」をタップします。
「レシピ」をタップして画面を戻ります。
「レシピを起動」をタップします。
作成したレシピをタップしてください。
次はスイッチコントロールが動かせるか確認してみましょう。
スイッチコントロールの実行
「一般」→「アクセシビティ」の画面で一番下までスクロールして「ショートカット」をタップします。
「スイッチコントロール」をタップしてチェックを付けます。
これでスイッチコントロールを実行する準備が整いました。
作成したレシピを実行したい画面でホームボタンをトリプルクリックしてください。
※ホームボタンが無いiPhoneはサイドボタンをトリプルクリック
「スイッチは〇〇レシピを使用するように設定されています。」と表示されたら画面をタップすると作成したレシピを実行します。
レシピを複数回実行したい場合はその分だけ画面をタップしてください。
重要が出てきて実行できない
スイッチコントロールを初めて使う場合は「重要」のメッセージが邪魔で使用できない時があります。
「スイッチコントロールによりiPhoneの操作に使用するジェスチャが変更されます。続けてもよろしいですか?」と表示されます。これを消すには以下の操作を行ってください。
「重要」のメッセージが出たらトリプルクリックで一度スイッチコントロールをオフにします。この時、「重要」の「キャンセル」も「OK」もタップせず、再度トリプルクリックでスイッチコントロールをONにしてすぐに「OK」をタップしてください。
重要メッセージのOKをタップして消せるまでこの操作を行ってください。このメッセージが表示されたままだとスイッチコントロールは使えません。
操作を簡略的に説明すると「スイッチコントロールをON→OFF→ONにしてすぐに「OK」をタップ」です。
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