WindowsからMacに乗り換えたユーザーが困惑する一つがアプリのアンインストールでしょう!
実際私もかなり悩みました。検索すれば簡単に分かるのですが、PC歴も長いので自力でなんとかせにゃ…と謎のプライドを発揮したものです。
また、Macの標準的なアプリのアンインストールでは「関連ファイル」が残る可能性もあるので「AppCleaner」という無料ソフトを使います。
この記事では、Macの標準的なアンインストール方法と「AppCleaner」を使った関連ファイルや環境設定ファイルごと完全削除する方法を紹介しています。
Launchpadから削除する方法
LaunchpadにはMacのアプリケーションフォルダの中身が全て表示されています。
Dockにもアイコンがあり、アクセスも簡単ですね。
Dockから削除した場合は「finder」→「アプリケーション」の中にあります。
Launchpadから不要なアプリを探します。
削除したいアプリのアイコンを「3秒間長押し」します。
いくつかのアイコンの左上に「×印」が表示されます。
この「×印」をクリックすると「アプリケーションを削除してもよろしいですか?」と確認が求められるので、問題なければ「削除」をクリックで完了です。
また、ここで×印が表示されないアプリは後述する方法で削除できます。
ゴミ箱へ入れる
最初はこんなのでいいのか…と驚くアンインストール方法。
Windowsでは考えられません。
Launchpadからゴミ箱へ、もしくはfinderのアプリケーションフォルダからゴミ箱へ入れるだけです。
ちなみに、Launchpadでフォルダにアプリを分けている場合、フォルダを開くとDockが消えますが、Dockがあった位置にカーソルを持っていくと表示されます。
アプリ削除時はパスワードの入力を求められるので、入力します。入力後は「削除してよろしいですか?」とは求められないので、ゴミ箱に入った場合は
しかし、この2つの方法ではアプリによってゴミファイルの「環境設定ファイル」や「関連ファイル」が残ってしまうことがあります。
これに気づかず大量のアプリをインストール、アンインストールする人は容量を圧迫する原因にもなるので気をつけましょう。
スポンサーリンク
間違って削除したアプリ
Launchpadから削除した場合、ゴミ箱に表示されないため間違って削除しないように気をつけましょう。
finderのアプリケーションフォルダから削除した場合はゴミ箱にアプリが入るため、間違った場合は右クリックから「戻す」で復元することが可能です。
アプリをゴミ箱に入れた後、「ゴミ箱を空にする」を選択するとTimemachineなどでバックアップを取っていれば復元したり、フリーソフトを使って復元しなければいけません。
「AppCleaner」で完全削除
アプリの削除時にゴミファイルが残らないよう、完全に削除するなら無料ソフトの「AppCleaner」がおすすめです。
こちらからダウンロードします「AppCleaner公式サイト」
自分のOSにあったバージョンを選びます。アップデートをしっかりやっているなら最新のものでOK。
ZIPファイルを解凍後、ダウンロードフォルダに入れたままでは間違って削除する可能性もあるので、アプリケーションフォルダに移動させてましょう。
頻繁に使うならDockにも移動させておくと便利です。
「AppCleaner」の使い方
「AppCleaner」を起動するとAppCleanerのウィンドウが表示されます。
あとは削除したいアプリをウィンドウ内にドラッグ&ドロップするだけです。
アプリで使用されている「環境設定ファイル」や「関連ファイル」も表示されるので、問題なければ「Remove」をクリックしてアンインストールします。
パスワード入力が最終確認となり、削除したファイルはゴミ箱に入ります。
リスト表示
「AppCleaner」を起動して右上の「リスト」を選択するとアプリがズラッと表示されます。
削除したいアプリをクリックするとアプリと関連ファイルが表示されるので「Remove」をクリックで削除できます。
プラグインやウィジェットも削除できる
アプリだけではなく、プラグインやウィジェットも削除可能です。
リスト表示時に左上のプルダウンから選択できます。
ゴミ箱に入れるだけで関連ファイルも削除
このソフトは「SmartDelete」の設定をONしておくと、AppCleanerを起動していなくてもゴミ箱にアプリを捨てるだけで、関連ファイルを自動で探して一緒に削除することができます。
かなり便利な機能なので是非設定しておきましょう。
ステータスバーから「AppCleaner」→「Preferences」を選択します。
「SmartDelete」をクリックします。
デフォルトではOFFになっているので、これを「ON」に設定して完了です。
削除系のツールはこれ一つあれば十分!
コメント