Macの自動ログインを有効にしてパスワード入力を無しにする設定が割と面倒だったので原因と対処方法を紹介していきます。
Macで自動ログインができない時の対処
原因としては2つありました。
1.「FileVault」が有効になっていると自動ログインができない
2.iCloudのパスワードとログインパスワードが同じだと自動ログインできない
ここでは、あくまでもパスワード自体は間違っていない状態で自動ログインをオンにできない場合(「FileVault」が有効になっている)とiCloudのパスワードとログインパスワードが同じ場合の対処方法を紹介しています。
また、作業には1時間以上は掛かります。私は5時間以上かかりました。
※この作業中にMacの使用はできます。
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FileVaultをオフにする方法
「FileVault」はOSが搭載されているハードディスク・SSDなどの記憶媒体を暗号化してくれる機能です。
Macを紛失時に記憶媒体だけを取り外して読み込もうとする場合でも、パスワードを知っていなければアクセスできなくします。
オンにしても普段の使用で問題があることはありません。
ただし、オン・オフどちらにする時も数時間掛かります。
「システム環境」→「セキュリティとプライバシー」を開きます。
「FileVault」を選択し、左下の鍵アイコンをクリックしてロックを解除します。
選択したユーザのパスワードを求められるので、パスワードを入力して「ロックを解除」をクリックします。
ロックが解除されたら「選択したユーザのパスワードを求められるので、パスワードを入力して「ロックを解除」をクリックします。をオフにする」をクリックします。
「FileVault」をオフにしてもよろしいですか?」と表示されるので、「暗号化をオフにする」をクリックします。
暗号化解除中となるので、時間が経過するのを待ちます。
解除中でもMacの操作自体はできます。
「FileVault」がオフになったら作業の完了です。
この時点で一度Macを再起動させて自動ログインが変更可能か確認してみましょう。
自動ログインをオンにできなければiCloudのパスワードを変更も試してみてください。
iCloudのパスワードを変更する方法
iCloudのパスワードとMacユーザーのパスワードが同じ場合は自動ログインをオンにできないため、変更します。
「環境設定」→「ユーザトグループ」→「パスワードを変更」
「パスワードを変更」をクリックします。
パスワードの変更ができたら自動ログインをオンにできるか確認してみましょう。
以上の作業を行って自動ログインを変更できなければ、設定が反映されてないため、Macを再起動することで可能になるはずです。
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