ゴリゴリのWindowsユーザーがMacに乗り換え、「Magic Mouse2/マジックマウス2」も購入して半年近く経ったのでレビューします。
結論からいえばお金に余裕があるなら買った方がいい。
使用感や充電はどのくらい持つのかなども紹介していきます!
「Magic Mouse2」の内包物
マジックマウス2の内包物です。Apple関係は基本的にシンプル。
・Magic Mouse2本体
・Lightningケーブル(充電ケーブル)
・説明書にもならない紙
Apple公式サイトから購入したからなのか、家に届いた時点で80%ほど充電された状態だったのですぐに使うことができました。
ケーブルはiPhone7とかと同じなのでApple製品を買うと無駄に増えていく「Lightningケーブル」
マウスだけしか持ってなければMacと接続して充電するしかありません。
コンセント経由で充電も可能ですが、その場合は別途購入する必要があります。iPhone7などを持っているならそれを併用可能。
買うならこちらがおすすめ。
Apple純正品よりも充電速度が早いのでマウス用だけではなく「Lightningケーブル」を使う充電におすすめです。
また、AmazonでApple純正品と思って買うとパルク品や偽物だったりするので気をつけてください。
「Magic Mouse2」の充電持ち
使い勝手も気になりますが、ワイヤレス充電式のマウスとしては充電がどれほど持つのかが重要です。
私の場合、充電MAXから40日間ほど充電せずに持ちました。
作業量としては部屋に篭りっきりで1日7時間以上はMacで作業していることが多いため、普通に使う人以上に使ったと思います。
会社ではWindows、家でMacを使う程度の人なら2ヶ月以上持つのではないでしょうか。
私としても1〜2週間持てばいいかと考えていたのでこれはかなり嬉しい誤算でした。背面に「on/off」スイッチもあるのでしっかり切り替える人は更に充電が持つはず。
使って行くうちに磨耗してバッテリーの減りも早くなって行くとは思いますが。
また、恐ろしいことに充電時間が早い。とてつもなく早い。
Appleは公式で「2時間で約1ヶ月、2分で最大9時間」と述べている通り、充電速度が滅茶苦茶早いです。
充電が0%になることは殆どありませんが、充電しなければ使えない状態になったとしても2分充電することでほぼ1日中使えてしまいます。
そのため、充電に関してはストレスを感じることはまずないでしょう。実際半年使っていますが充電機能に不満を持ったことはありません。
強いて言えば充電中のマウスがださいということくらいです。もはや哀れ
ケーブルを刺す場所が背面にあるため、充電中は使うことができません。ここも不満の一つですね。
何故充電しながら使えるようにしなかったのか…
まあ、充電に関しては気が向いたときに寝る前にケーブル刺して起きたら抜く。これで問題ありません。
私はずぼら過ぎてたまに0%まで使い倒しますがね!
「Magic Mouse2」の使用感
まず、Macにはトラックパッドという素晴らしいものが標準で付いています。
Macを長年使ってきた人ならマウスなんて必要ないと言い切る人もいるかもしれません。それほど素晴らしいものです。
ぶっちゃけ買うならマウスじゃなくて「Magic Trackpad 2」だけでいいんじゃないかとも思います。
あくまで何の作業をするかによりますが。
私の場合、主にブログ執筆、動画鑑賞、ネットサーフィン程度にしかMacを使いません。
私がマウスが欲しかった理由はドラッグ&ドロップ、文字の範囲選択がトラックパッドではストレスがあった為です。
まあ、MacBookProを買ったのに結局デスクトップ的な使い方をしていて「Magic Keyboard」も買ってMacとも距離を取っているのでトラックパッドが触れない状態だからというのが、購入した最大の理由になります。
普通にiMac買えばよかったと思います。しかし、買ってしまったものはしょうがないので作業しやすい環境を作るにはマウスが必須だと考えました。
前置きが長くなりましたが、「Magic Mouse2」は使いにくいです。
特に今までWindowsを触っていてごく普通のマウスやゴツいマウスを使っていた人はものすごい違和感があると思います。
「Magic Mouse2」は薄くて重い。
2000円のキーボードを買ったら付いてきた程度のスッカスカの軽いマウスを使ってたせいですが、「Magic Mouse2」の薄さと重さにかなりの違和感。
この点に関しては完全に慣れの問題なので購入を考えている人はあまり気にしなくていいかと思います。
スポンサーリンク
誤動作が多い

「Magic Mouse2」はトラックパッドと同じように使えるのが特徴です。
スワイプ操作でページを戻ったり、2本指でダブルクリックするとミッションコントロールを開いたり、聞くだけならなんて素晴らしいマウスなんだ!
と思ってしまう人も多いでしょう。
しかし、マウスをしっかりと真っ直ぐ握らないと誤動作しまくりです。誤動作というか、私の操作ミスですが。
ページを下にスクロールしているつもりなのに、左にスワイプとなってページを戻るなどなど
マウスの持ち方が少しずれると思ったように操作できないことがたまにあり、慣れるまではかなりストレスを感じます。
現在は結構操作に慣れましたが、たまに誤操作してしまいます。
マウスでトラックパッドと同じような操作ができるのは便利ですが、トラックパッドでドラッグ操作や範囲選択にストレスを感じない人は「Magic Mouse2」は必要ないのでは?普通のマウスでいいんじゃない?とも思います。
また、マウスのかなり広い範囲でジェスチャ機能が働く為、ちょっと手のひらを動かしただけでスワイプ動作になったりします。かなり感度がいい。
操作ミスを無くすには、マウスにシールか何か貼って操作が効かない部分を作ったり、拡張機能アプリで反応する範囲を変えたりするといいでしょう。
ペアリング
「Magic Mouse2」は端末毎にペアリング設定が必要です。
複数のMacで使うことができますが、一度Macでペアリングをして使ったあとに別のMacでまたペアリング設定が必要になり、その後、最初のMacで使う場合にまた設定する必要があります。
この点はちょっと面倒なので、お金に余裕があるなら端末ごとに買った方が楽です。
操作ミスより利便性が勝った
割と使いにくさばかりを書いてしまっていますが、最終的な意見としては買った方がいいです。ただし、無理して買う必要はない。
ドラッグや選択範囲はストレスはあるものの、トラックパッドだけでも十分操作できるからです。
私は結構なストレスなので購入に踏み切りました。他の人のレビューでもあまり評価は良くないマウスですが、トラックパッドと同じような操作ができるマウスというのは魅力的でした。
結果として、慣れるまでに時間はかかりましたが、マウスの持ち方さえしっかり抑えれば操作ミスも少なくなるし、慣れてしまえば非常に便利です。
操作ミス自体は減りましたが、操作ミスにすら慣れてしまったのでもう気にもなりません。
感度が良過ぎて操作ミスは無くならないと思います。
それでも、結局私の場合は「利便性>操作ミス」という形になりました。壊れたりしたらまた「Magic Mouse2」を確実に買うでしょう。
なんにせよ、細かい作業をするにはマウスがあった方が便利。トラックパッドを買うのもありですが、慣れてしまえば殆ど「Magic Mouse2」だけで済みます。
WindowsユーザーでMacを買ったばかりという人はドラッグや範囲選択にストレスを感じると思います。まずはMacで使える安いマウスを購入することをおすすめします。
作業効率を重視したい人はいくらトラックパッドが使いやすくても、マウスは買うべきだと思います。
コメント