今回紹介するおすすめの漫画は「おとりよせ王子飯田好実」作者:高瀬志帆
2013年に深夜ドラマも放送され、知っている人も多いかもしれませんね。
しかし、最近増えているグルメ漫画とは一味違う作品になっています。
あらすじ
いつも全力で仕事をし、定時で誰よりも早く帰る主人公の飯田好実。
彼がすぐ家に帰りたい理由はおとりよせの商品が届くから。そんな主人公がお勧めするおとりよせ商品が紹介されている作品です。
人気なものからマニアックなものまで、たくさん紹介されています。
実際に買える食べ物が出る!
この作品を読んでいて驚かされるところは「実際に買える商品ばかり紹介されている」ことです。
食べ物が出てくる漫画ってたくさんあるけど、実際に同じものを食べることができることって少ないですよね。
いくら「美味しそう!」と思っても自分が食べられないのであれば、ただお腹が空いてしまうだけです。
なんと、この「おとりよせ王子」で紹介されている商品は、大手インターネットショッピングサイトや公式サイトから購入することができちゃいます。
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購入方法もしっかり分かる!
単行本の最後のページには詳しい購入方法が書いてあるので、そこからチェックできるのも嬉しいところですね。
おとりよせってとても話題ですが、実際自分がしてみようと思うとどうすれば良いか分からなかったり、不安だった方も多いはず。
そんな方はこの漫画を参考にしてみるのも良いかもしれません。
実際に使えるアレンジが嬉しい
また、この漫画はただ主人公がおとりよせ商品を食べるだけではありません。
おとりよせした商品を自分流にアレンジして食べたり、お酒と合わせてみたりとオリジナリティのある食べ方も紹介してくれるので、更にこちらの食欲と購買意欲を湧き立てます。
作る料理も手間がかからず美味しいものばかりなので、1人暮らしで料理に慣れない方の教科書にしても良いですね。
夕飯のメニューに困った時はお世話になっています。
実は、実際に私もこの漫画を読んで何商品が購入してしまったことがあるのですが、どれもクオリティが高く、何度も頼みたくなってしまうものばかりでした。
漫画の主人公が食べていたものと思うと、なんだか不思議な印象を受けましたし、漫画と比較しながら食べてみると新しい発見なども多くあって楽しいですね。
ここが面白い
主人公がとても美味しそうに食べているのも面白い所です。
おとりよせ商品の絵だけでも十分美味しそうなのですが、主人公が大きく口を開けて美味しそうに幸せそうに食べることでより一層、読者にもその商品の美味しさが伝わってきます。
また、プロのグルメリポーター並みにその商品の食感がどうなのか、どんな味なのか、細かいところまでリポートしてくれるので、読みながらイメージもしやすいです。
夜中にこの漫画を読んでいて、夕飯は食べたはずなのに急激にお腹が空いて何か食べてしまったことも多いです。それだけ魅力的なのでしょうね。
リアリティのある主人公の生活
やっぱり、この漫画を購入した理由って、「料理の勉強になるかも」、「おとりよせって興味あるな」というものだったのですが、主人公のリアルな20代の社会人の生活を見て「分かる!」と思わず笑ってしまうところも気に入っています。
例えば、全力で仕事をして定時で帰りたかったり、家にいる時が1番落ち着いたリ、給料日前にお金が無くて何を食べようか悩んでしまったり、プライベートは1人でも十分楽しかったりと今の時代らしい20代をそのまま表しているようで、なんだか親近感が湧いてしまいます。
主人公の職場の同僚や上司も一癖ある人が多いので、登場する度に笑ってしまいますね。
おとりよせ王子の感想
単行本の表紙の料理の絵が美味しそうだから気になり始めたこの漫画ですが、本当に読んで良かったと思っています。
読んで終わりじゃなく、実際に漫画で登場したものを食べて楽しめるのは嬉しいですね。
作者さんが実際に取り寄せて美味しかったものを選んでいるそうです。
食べることが好きな方、料理をするのが好きな方、ちょっとした旅行気分になりたい方にはお勧めの漫画です。
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