スマホで動画を見たり、ゲームやアプリを頻繁に使う人は1ヶ月以内の通信制限に引っかかるなんてことが良くあると思います。
特に旅行や出張では困りますよね。ホテルの無料Wi-Fiをあてにしていたのに繋がりにくいなんてこともしょっちゅうあります。
おかげで現地に来てからの調べものに凄く時間がかかってストレスになったり、ゲームも良い所で遊べなくなったりしてしまいます。
そのため、出来る限りの節約方法で通信量の速度制限を受けない様にしたいところです。
この記事では、iPhoneでモバイルデータ通信の使用量を節約する方法を紹介していきます。
モバイルデータ通信とは
モバイルデータ通信とは、3Gや4G、LTEなど、サービスによって名称が違います。
ようは携帯会社のネットワークを利用して通信を行うことです。
Wi-Fi環境が無い場所ではこれらのモバイルデータ通信を使用することになります。
モバイルデータは各キャリアでスマホを契約するときに「パケット定額制プラン」に加入することになります。
「定額制」「使い放題」と謳っているのに何故「通信制限」があるのかというと、制限無しにしてしまうとサーバーがパンクしてしまう可能性があるからです。
サーバーがパンクすると全員がモバイルデータ通信を使えなくなってしまう為、制限があります。
快適にインターネットを使用する為に必要なことです。
通信速度が遅くなるだけなので「使い放題」は嘘ではありません。
高速データ通信が7GB使えて、その後は低速で使えるということです。
制限がかかると約200kbpsの速度で本来の1/100程になり、あまりに遅くて使う気もしませんけど・・
これらはdocomo、au、softbank全ての会社で同じことが言えます。
何をすると速度制限にかかるのか
7GBというのは基本的にやりすぎなければ超えるものではありません。
・メールの送受信:14630通
・ネットサーフィン:24430ページ
・動画の視聴:31時間30分
・音楽のダウンロード:1750曲
大体ですが、こういった使い方をしなければ月に7GBは行きません。
ゲームの場合はアプリによって通信量が違うので何ともいえませんが、通信制限に引っかかる人の殆どがゲームや動画の視聴になります。
また、スマホというのは何も触っていなくても少量のデータ通信を行っています。
それらを抑える事で多少の節約ができます。
データ通信量の節約方法
最も簡単なことはyoutubeやニコニコ動画など、動画の視聴やスマホゲームアプリの使用を控えるといったことです。
しかし、それが出来ないから通信制限を受けているわけです。
ゲームの場合は頻繁に起動したり終了をする人も多いと思います。チャットの確認やレアな敵が出ていたりするので癖になっている人が結構います。
これをやめるだけでも節約になります。
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完全にモバイルデータ通信を切る
最強の節約方法です。
というかスマホじゃなくてガラケーにしたらいいんじゃないかというレベルです。
「設定」⇒「モバイルデータ通信」をオフにします。
この設定にすると完全にモバイルデータを使えない状態になります。
私は常に切ってパケット定額制も使い放題にも入っていません。おかげでスマホの維持費が1300円ほどです。
現在「パケット定額制」は強制加入なのでこの裏技で料金を落とすことはできないでしょう。
しかし、Wi-Fi環境のある家の中でこの設定にしておくと、間違ってもモバイルデータ通信を使いません。
そこまでする必要はないかもしれませんが、iPhoneにはWi-Fiを使う設定にしていても、Wi-Fiの接続状況が不安定な時は自動的にモバイルデータ通信に切り替える機能があるからです。
とはいえ、毎回家に出入りする度にこの設定を切り替えるのは面倒なので、「Wi-Fiアシスト」機能をオフにします。
「設定」⇒「モバイルデータ通信」⇒「Wi-Fiアシスト」をオフにします。
この設定をオフにしておけばWi-Fiの接続状況が悪くても、モバイルデータ通信に切り替わりません。
また、Wi-Fiが無い場所ではモバイルデータ通信になるので、完全にオフにしてしまうよりも手間がかかりません。
完全オフにする場合は「ポケットWi-Fi」を持ち歩いている場合ですね。
アプリ毎にモバイルデータ通信のオン/オフ
この設定をすると、Wi-Fi環境でのみデータ通信するようになり、Wi-Fi環境が無い場所ではデータ通信ができなくなります。
外では使わないようなアプリはオフにしておくといいでしょう。
アプリのアップデートなどで知らない間にもモバイルデータ通信を使っているからです。
「設定」⇒「モバイルデータ通信」で下にスクロールして必要ないアプリをオフにします。
※緑色がオンの状態
ここで設定しておけば自動でアップデートもしなくなりますが、いざ触りたい時にWi-Fi環境じゃなければ設定をオンにする必要があります。
アプリの自動ダウンロード/アップデートをさせない
アプリの自動ダウンロード/アップデートを手動でさせるようにします。
「設定」⇒「iTunes & App Store」をタップします。
「アップデート」をオフにします。
これでアプリのアップデートは手動になりました。
アップデート以外も自動ダウンロードをオフにするとより効果的です。
端末を複数持っていて同じAppleIDを使っている場合は「モバイルデータ通信」をオフにすると別の端末でDLしたアプリを自動ダウンロードしなくなります。
アプリのアップデート方法は別に難しくありません。
アップデートが必要な場合は、ホーム画面のApp Storeアイコンに表示されます。
App Storeを開いて「アップデート」で「全てをアップデート」をタップするだけです。
アップデートを勝手にされなくなるので、意外と馬鹿にならない節約になります。
Appのバックグラウンド更新をオフにする
アプリのバックグラウンド更新の設定になります。
これがオンになっていると、アプリを自動で最新の状態にしてくれます。アップデートとは違い、例えば天気予報アプリならアプリを起動しなくても雨などの予報を知らせてくれたりしますが、こういった知らせが自動で来なくなります。
アプリの一部機能を制限するような設定です。個別に変更可能なので必要ないアプリはオフにしてしまいましょう。
「設定」⇒「一般」⇒「Appのバックグラウンド更新」をタップします。
「Appのバックグラウンド更新」をタップしてオフにすると、全てのアプリがオフになります。
ただし、ミュージックやメールといったiOSの標準機能はオフにできません。
全てオフにすると困る場合は個別に設定しておきましょう。
緑色がオンで白色がオフです。
機内モードを使う
機内モードをオンにしてWi-FiをオンにするとWi-Fi以外の通信を行いません。
ただし、電話がきても繋がらないので気を付けてください。
「コントロールセンター」を画面下から上にスワイプして呼び出します。
機内モードをオンにしてからWi-Fiをオンにします。
機内モードにすると一旦Wi-Fiがオフになるので気を付けてください。
オンになると「機内モード:オン」「Wi-Fi:オン」と表示されます。
メールの受信方法を変更
iPhoneのメール受信方法は「プッシュ」と「フェッチ」の2種類があります。
プッシュはメールサーバーに自分へのメールが届くたびにデータの通信が行われます。
フェッチは指定した時間か手動で受信することになります。
「設定」⇒「メール/連絡先/カレンダー」をタップします。
「データの取得方法」をタップします。
「プッシュ」をオフにします。
下へスクロールして「フェッチ」で手動をタップします。
動画を見るならアプリを使う
youtubeなどの動画を外出先で見たくなると思います。
そういった場合は前もってWi-Fi環境でアプリを使ってダウンロードしておきましょう。
こういった無料アプリを使って予めDLしておけば外で動画を見るときにデータ通信を行わないで済みます。
金に物を言わせる
通信量制限を超えるとプランによって、翌日や翌月まで通信速度が遅いままです。
制限を解除するために容量を追加することができ、2GBで2500円程かかります。
2GBは7GBを使い切る人にとっては少ないですがお金を気にしない人はこういった方法もあります。
無料Wi-Fiを上手く利用する
自宅や仕事先で無線LANを導入していればそれをしっかり使いましょう。
また、コンビニや飲食店など、多くの場所でアクセスポイントを提供しています。
場所によっては事前に登録が必要なこともあり、その場合は登録する為にモバイルデータ通信を行う必要があります。
外出先でモバイルデータ通信を使用する場合は事前にどこで無料Wi-Fiがあるのか調べていくといいでしょう。
ポケットWi-Fiを利用する
無料Wi-Fiのあるスポットを探すのが面倒だと言う人はポケットWi-Fiを利用するのがおすすめです。
簡単にまとめてみましたので、興味のある人は下記の記事を参考にしてみてください。
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